こちら警視庁美術犯罪捜査班

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「警視庁捜査二課美術犯罪捜査班」という架空の部署に勤める新米刑事が主人公。
ま、血気盛んでおっちょこちょいなわけだが、上司が美人でその主人公と二人だけの捜査班というあり得ないシチュエーションが物語の行方を醸し出している。
案の定、捜査する事件が牧歌的で血生臭いのとは無縁。
美術に疎い素人を相手に詐欺すれすれの手法で絵画や彫刻を売りつける男や女を捉えようとするが、決定打がない。
やがてバックに美術品販売会社がいることが分かる。
が、そのオーナーが美人上司の元夫であると。
あらま、そう来たか。
で、二人の間には幼稚園に通う愛娘がいて、元夫が溺愛していると。
ふむ、なるほど。
で、そうゆう結末か。

美術を扱うが、堅苦しいのが苦手な方もOK。。。ってか、ゆるゆるミステリーだなこりゃ。(^^ゞ

まぁまぁ楽しめました。