読書

風とにわか雨と花

53 読了。 うーん、大人の事情に振り回される小学生の姉弟がこんなに素直なのか?と思ったぞ。 いくら憎しみあって離婚したわけじゃないとしてもだ。 こんな心温まる感動の家族の物語なんてあり得ん、と思う私はへんこつ親父なのでせうか。(^^;

あの子が結婚するなんて

52 読了。 「ブライダル・コメディ」ってジャンル、あるんかいな。 いや、可笑しいって。 笑えます。 30超えた女仲良し5人組のそれぞれのポジションとか境遇とか絶妙な設定。 既婚者が2名で、美人なのに独身が1名、主人公で普通だが独身でちょっと焦れ気味が…

ファイアスターター

51 読了。 着火剤か。。。 捜査一課殺人斑、入間祐希(イルマ)が主人公の第2弾。 シリーズ化したのね。 東京湾に浮かぶ天然ガス掘削プラットフォーム内で起こった転落死事故。 単身で捜査を担当するイルマは爆弾事件と看破する。 しかし捜査は難航。 閉鎖空…

踊れぬ天使 佳代のキッチン

50 読了。 移動調理屋「佳代のキッチン」シリーズ第3段。 美味そうな調理方法やどっちか分からんようなもんもあるけど、放浪癖の30代独身女ってどうよ。 結構なお節介おばさんで、リアルにいたら苦手なタイプかも。(^^; まだまだ放浪は続くようで、このお節…

宿命と真実の炎

49 読了。 「後悔と真実の色」の続編です。 女性スキャンダルで警察を追われた西條のその後のお話。 警察官連続殺人事件を扱った内容だったが、犯行の動機がなんともやりきれない。 西條の名推理のおかげと彼の指示に基づいて調査に当たった女刑事と中年セク…

みをつくし料理帖(全10巻)

39〜48 読了。 NHKの土曜時代ドラマ「みをつくし料理帖」を見てて(今日が最終回だった)原作を読みたくなって全巻借りて読み切りました。 いやぁ、なかなか美味そうな話ばかりで。 澪が自分のことを顧みず他人の幸せばかり考えてたから気を揉んでたんですけど…

貘の耳たぶ

38 読了。 取り替えっ子。。。 衝動とは言えやってはいけないことをした。 本当のことを言わなければ、いつか気付くだろう、バレるだろう、そういう思いを抱いていつしか4年が経過した。 親子ってなんだろう? 血の繋がりってなんだろう? 考えさせられるな…

ニャンニャンにゃんそろじー

37 読了。 猫好きの作家や漫画家が大集合?の作品。 まったりな時間が約束されます。 癒されるなぁ。(^^;

ラブ・ミー・テンダー 東京バンドワゴン

36 読了。 若き青春時代の我南人の、嫁となる秋実の出会いと、出会うきっかけとなった大元の大騒動のお話。 サチはもちろん生きていて、我南人のバンドの LOVE TIMER のマネージャーをしてたんだ。 ふーん。。。。 今、のぞみの車中にて。 静岡での大雨の影…

後悔と真実の色

35 読了。 これは楽しめた。 いや、そんな「楽しい」内容ではない警察(刑事)小説なのだが、男のどうしようもない、というかかなりみっともない嫉妬剥き出しのドロドロ感がいいね。(^^; これが「宿命と真実の炎」に続くのね。 予約してあるので楽しみです。

錆びた太陽

34 読了。 おもしろい! ロボットが困惑する? こんな笑えるシチュエーションがあるだろうか。 困惑させたのが国税庁から来たという20代の女性・財護徳子。 随所に笑いのツボがあるのだが、内容自体は、テーマは重いのだ。 設定は100年以上前の「最後の事故…

キトラ・ボックス

33 読了。 「アトミック・ボックス」の続編。 1300年の時空を超えた考古学ミステリーってことだけど、正直キレが今ひとつだったかなぁ。 でも悪くはないよ。 ちゃんと楽しめました。 主な登場人物が再登場してるけど、元公安の行田がなんか丸くなってて。。…

もしも俺たちが天使なら

32 読了。 なんとなく読むものがなくて借りたんだけど、期待してなかった(失礼)分、良かったわ。(^^; 帯の「セレブからしか金を獲らない詐欺師」と「"ヒモ歴"更新中、喧嘩っ早いチャラ男」と「昔の傷を引きずったままの元刑事」の3人というキャラに惹かれた…

神様のカルテ0

32 読了。 「神様のカルテ」の原点がここに。 ハルと出会う前の大学の医学部での生活と本庄病院に研修医として働き始めて数ヶ月のところなでが記されてます。 一止にもあった青春時代。(笑) 終章に唐突に現れる山岳乙女! ハルさん、カッコ良すぎです。

ホテルローヤル

31 読了。 またやってもーた! 既読の作品でした。orz でも新鮮に読めたのは内緒だ。(^^;

ブラック オア ホワイト

30 読了。 日本有数の財閥系の総合商社のエリート(親子三代)で誰しも羨む立場だった彼が語る夢現の奇妙で破天荒な、境目の曖昧な物語。 白い枕で寝ると幸運な夢が、黒い枕で寝ると悪夢が、勝者時代の赴任先で見た数々の夢を友人に語って聞かせる形式をとる。…

スペードの3

29 読了。 女性3人のリアリティ溢れる(らしい)人生劇場。 ちょいブラック気味で非常に面白い展開。 人生色々だけど、やっぱり自分は自分ですね。 それにいつ気づくかが人生の鍵だなぁ。 ぐっと楽になるからね。(^^;

家族はつらいよ 2

28 読了。 山田洋次監督が描く新作喜劇映画シリーズ「家族はつらいよ」のノベライズ第2弾。 ま、これしか読んでなきゃ、小路幸也が著者でなきゃ良くできた家族小説、というかお茶の間ドラマ小説だね、で終わるところなのだが、いかんせん彼には「東京バンド…

遠い唇

27 読了。 (続)短編集って良いですよね。(^^; 7編あります。 表題作の「遠い唇」は謎が解けたも遅過ぎて切ない。 「解釈」は何処と無く星新一を彷彿させ、笑わせてくれます。 「ビスケット」は難しい、無理です。 などなど。。。。 あっという間に読めてしま…

素敵な日本人

26 読了。 短編集って良いですよね。 電車の中で読むのに一番いい感じ。 それが東野圭吾の作品なら文句はない。 ブラック混じりのミステリーが9編。 堪能しました。 嫁にも貸したけど面白かったって。 今年初購入単行本だったり。(^^; 間を置いてもう一度読…

アトミック・ボックス

25 読了。 逃走劇だね。 父親が遺したCDメディアが1枚。 これを巡って警察が、公安が、父の娘(主人公)を追う。 追われるから逃げる。 顔見知りの老人や父と懇意だった新聞記者、友人を頼って逃げる。 行先は東京。 父が昔携わっていたプロジェクトの元締めの…

64 (ロクヨン)

24 読了。 うーむ、長編で重い(笑)んだけど、最後までキッチリ読ませられたわ。 いいね、これ。 昭和から平成へと年号が変わる昭和64年に起こった誘拐殺人事件、未解決で通称「ロクヨン」と呼ばれている。 当時この事件の捜査に関わった主人公は、今は刑事部…

世界から猫が消えたなら

23 読了。 いや、こりゃ予想外に面白かったわ。 30歳の郵便配達員の男が末期癌(脳腫瘍)で余命いくばくかの宣告を受ける。 そして目の前に現れた自分そっくりの、性格も服装も自分とは真逆の悪魔と取引をする。 世界からある物を消滅させる代わりに1日寿命を…

ビブリア古書堂の事件手帖7 〜栞子さんと果てない舞台〜

22 読了。 シリーズ第7弾にして最終巻。 いよいよ終局、栞子と母の実父が営んでいた書房の番頭だった老人とのビブリオバトル。 題目はシェークスピアの本物のファースト・フォリオはどれか。 母娘の対決でもある。 その結果は。。。。 栞子と大輔の恋の行方…

小暮写眞館 上・下

20、21 あれぇ〜? こんな内容だったっけ?? うーん、単行本を借りて読んだときは絶賛してたはずなんだけど・・・ また読みたくなって、単行本は厚みが相当だし、重いし、ってことで?古書店で文庫本版を買って読んで見た感想。 もうちっと感動してたはずな…

潜行三千里

19 読了。 書籍広告に度々見かけて気になっていたから借りて読んだ。 戦犯逃れで逃避行の記録かと思ったけど? 中国国民党と結託して新しい日華関係を築くべく奔走していたというのが本人の弁。 ま、本人の弁なのでどこまで本当なのかは私には分からんが、国…

向こうがわの蜂

18 読了。 いや、結局「蜂」は何だったんだ? なんとも不思議で興味深いパラレルワールドでした。 東京の地下には昭和40年代の東京が? 世界のズレを直すべく選ばれし平成人が昭和人の導きにより昭和時代に潜り込む。 終戦間際にナチスドイツのUボートが東京…

桜風堂ものがたり

17 読了。 老舗の百貨店の開店時からテナントで入っている銀河堂書店に勤める青年と、青年の思わぬ繋がりで売れて行く本のものがたり。 偉そうな青年が預かっているオウムと、なぜか時折猫目線の話が挿入される不思議な感じと静かな感動も併せ持つ物語でもあ…

星をつける女

16 読了。 この人の作品、食をテーマにしたものが多いね。 本作はミシュランと思しき食の格付け会社に勤めていたことがある30代の女性のお話。 投資家から依頼されて、その店が投資の対象として相応しいかどうかを判断して星をつけることを生業にしている。 …

不時着する流星たち

15 読了。 10編の短編集だけど、海外の10人をモチーフにした作品群。 知らない人たちがいっぱいで、少々難解な内容だったり、ドキッとさせられたり。 ちょい微妙。(^^;