なごり歌

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最近、駅からの帰り道でイタチによく遭遇するんだ。(どんだけ田舎やねん)
そんなのがこの作品に雷獣として出てくる。

虹ヶ本団地という架空の大規模団地は、当時の夢であり希望だった。
そこでの営みの中で失ったものを振り返る時、見えざるものが出現するホラーちっくな連作短編集。
連作なんで「おや?」っと思ってはページを戻って確認する。(^^;
そんなに怖い話でもないし、面白味に欠ける話もある、ゆるぅ〜い話(そんなに悪い意味ではないが)のが多いかな。