2013-05-25 タソガレ 読書 39 連作短編、ちょいミステリー&恋愛小説だね。 何でも屋の正社員の祐児とその恋人 里美とのハラハラな関係が。 後でわかったことだが、恋人関係の危機の原因となったのが彼女の「相貌失認症」。 人の顔が覚えられないという病気。 いろいろな誤解と、彼女自身の天然ぶりがそうさせた。 それらを乗り越えた二人は・・・ 彼女の言った詩的なフレーズが印象的だった。 「 昼になじめず 夜に溶けこめず タソガレどきは 短すぎる 」