タソガレ

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連作短編、ちょいミステリー&恋愛小説だね。
何でも屋の正社員の祐児とその恋人 里美とのハラハラな関係が。
後でわかったことだが、恋人関係の危機の原因となったのが彼女の「相貌失認症」。
人の顔が覚えられないという病気。
いろいろな誤解と、彼女自身の天然ぶりがそうさせた。
それらを乗り越えた二人は・・・

彼女の言った詩的なフレーズが印象的だった。

昼になじめず
夜に溶けこめず
タソガレどきは 短すぎる