ローカル線で行こう!

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年間赤字2億円の廃止寸前ローカル線を舞台にした地域再生物語。

ローカル鉄道の代表取締役会長兼町長が自ら新幹線のカリスマ アテンダントと呼ばれた優秀な女性(31歳独身)をスカウトし、社長に据えた。
県庁から出向してきた男性(29歳独身で副社長)と共にやる気のない社員を鼓舞し、知恵を絞って沿線地域振興をも考えながらイベントを催し売り上げ増進を図る。
ところが、誰かの陰謀としか思えない事件が度重なる。
果たして、赤字ローカル鉄道の行く末は?
過疎地の赤字ローカル線の実情を描きながら、ミステリー要素も手伝って面白く読めましたよ。