白蛇島

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「白い軽トラック三部作」の完結編なんだそうな。
ちなみに、それぞれは関連がない。(〜〜;

これは冒険小説である。
ホラー要素も有り。
こんな作品も書かれていたんですね。

18歳の高校生男子の悟史が主人公。
夏の終わりに故郷の島に戻ってきて、13年ぶりの島の大祭の前日と当日に「あれ」に遭遇する。
彼には「あれ」が見える、そういう力があった。
持念兄弟という血の繋がりよりも濃い島の古くからの風習で得た友の光市と、神宮の神官宮の次男の荒太、謎の男の犬丸と共に「あれ」と呼ばれている邪悪なものに立ち向かう。
で、邪悪が去って島は平穏になる。
ってな感じですが、最後は意外とあっさり終わったな。
こんなもんか。

悟史と光市、いつも顔を付き合わさなくても、遠く離れていても友情は消えない。
それが分かっただけでも成長ぢゃね。(^^)