光待つ場所へ

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3編の中編。
それぞれシチュエーションは異なるが、青春小説というジャンルのようです。
聞くところによると、三作ともスピンオフとか、
あまり違和感なかったんだけど。。。

「しあわせのこみち」
大学生ですね。
自分はそこそこ才能があると思っていたが同学年の男に完敗させられる。
才能あるもの同士が惹かれ合う。

「チハラトーコの物語」
ゴスロリ一直線。
30前の女にはちょっとイタイか。
小さな頃から嘘で固めた自分の人生。
他人を傷つけない、嘘と現実の割合、バランスに注意する、というようなルール付をしているものの・・・
新たな自分に脱皮?
されど??

樹氷の街」
中学の合唱コンクールを巡るカンカンガクガクなお話。
へたっぴなピアノ伴奏女子と影みたいな天才ピアニスト男子とが、共に人間として成長していく。

みんな光待つ場所に向かって。