2012-10-02 偶然の祝福 読書 187 不思議な感覚。 作家さんが作家を主人公にして連作短編に仕立て上げている。 「作家」そのものを主眼においているわけではない。 ちなみに女性である。 それぞれの短編は時代が前後しているが、主人公と弟と犬、あるいは主人公と息子と犬という生活空間に訪れる「偶然の幸せ」が描かれている。 「キリコさんの失敗」もいいが、「盗作」が知らなかったとは言え怖い話だ。 最後のオチにプチ驚愕を覚えたわ。(^^ゞ