世界でいちばん長い写真

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セカチョーですね。
軽ぅ〜く読める青春小説です。
中3男子が祖父が経営するリサイクルショップで見つけた謎の大きな銀塩カメラ
メーカー名はマミヤ。
カメラは360度を写しこむパノラマカメラだった。
そのカメラを使って、卒業記念イベントを企画する。
世界でいちばん長い写真を撮ろうと提案する。
被写体は全校生徒で、各クラブ単位でパフォーマンスしてもらい、それを写しこむ。
カメラの作成者の協力を得てギネス更新を目論む。
フィルム長150m、13周回るので13回写るチャンスがあるわけだ。
が、ギネス更新そのものが目的ではない。
みんなで楽しく一緒に笑顔で何かを成し遂げる。
なんてワクワクするイベントだろう。
優柔不断で、諦めがちで、ウジウジしている中3男子が、このイベントを通じて自信を付け、成長していくお話でした。
メデタシ!