カラスの親指

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一世一代の大ペテン。
最後に分かったことだけど。
いや、正直感動した。
こんな顛末が待っていたのかと。
清々しいほどの騙されっぷりに笑が止まりません。(^m^)
ペテン士がペテンに掛けられる。
ハラハラ、ドキドキ、そして痛快。
ラストは、ちょっぴりしんみり。
それぞれが哀しい、憤りを感じる暗い過去を抱え込んでいたが、誰も恨みっこなしで綺麗に全てを清算してしまうシナリオと仕掛けに思わず唸るしかありません。
道尾さん、こんな作品も書いてたんですね。
これはオススメ!
大したエンターテイメントだ!