あつあつを召し上がれ

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料理というか食事にまつわる7篇の短編集。
題名からして、ほっこりと幸せな気分にさせてくれる作品なのかなと思ったんだけど。。。。何か涙したり、哀しい気持ちになったり。
寝たきりで食べ物を受け付けない婆ちゃんへのカキ氷だったり、長年連れ添った恋人との最後の旅行だったり、呆けて死んだはずの夫と一緒に夕食をしているつもりになっている老女だったり、亡くなった夫を偲びながら娘と一緒にきりたんぽ作りに失敗したり。
う〜ん、明日からの活力の足しにはならんかった。
ちょっと、しんみりモードです。