2012-05-19 骸の爪 読書 86 真備シリーズ第2弾。 今回は仏像工房が舞台。 ホラー小説のネタにそこを訪れた道尾は恐ろしい体験をする。 心霊現象探求所の所長の真備と助手の北見に相談し、彼らと共に仏像工房を再び訪れる。 そこで事件が発生。 仏師の失踪、20年前の忌まわしい事件がホラーものらしく絡まる。 が、真備が真相を解き明かす。 お前は金田一か?(^^; 蓋を開けてみれば、どれもこれも心霊現象とは無関係というオチ付き。 ちょっと無理があるのでは?と思わせる所もあるんだけれど、十分楽しめました。 丹波や但馬の方言で「むくろ」とはモグラのこと。 作中に頻繁に出てくるけど、やはり「骸」と引っ掛けてるんやろねぇ。