2012-05-10 7月24日通り 読書 79 地味で、控え目で、妄想癖のあった夢見る少女がそのまま大人になって、ダメだと分かっていても敢えて一歩踏み出して憧れの人の元へ行く、そんな恋愛下手な女の恋愛小説。 生まれ育った街を、行ったこともないリスボンの街並みと重ねて通りや広場、カフェにレストランなどを当てはめて呼んでみる。 どんな妄想やねん。(笑) 背伸びせずとも手が届くところに新しい恋があるのに、それを振り切って行ってしまう。 ちょっと切ない。