2012-05-04 へんてこ隣人図鑑 読書 72 一篇が8〜9ページのショートショートが24篇。 まるで星新一か筒井康隆か、ってな感じのシニカルな笑を誘う。 ま、他愛のない、取るに足らないと言ったら語弊があるが、生活に潤いを与えてくれる清涼飲料水みたいなもんか。 一連のショートショートとは別に最後の「自慢結社」が不気味でブラック。 著名人の悪趣味をただ聴くだけでお金がもらえる仕事の話。 国家をも自由にできるほどの秘密を得て、代表に登りつめた男の顛末は・・・ 終わり方がいいね。