夜は短し歩けよ乙女

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これは・・・何なんだろう？ 学園モノ？ 恋愛モノ？ ギャグ小説？ 主人公である「先輩」が「黒髪の乙女」に一目惚れし、ストーカーまがいの外堀埋立て作戦に出るのだが、一癖二癖ある登場人物に翻弄されながら初デートにこぎつける。 なんて、ここまで省略してしまうと味も素っ気見ない無味乾燥な話になってしまう。 実際はそんなことはない。 ただ、小説としてコレでいいのか！ と、思わなくもないが、面白いモノは面白いのだ。 なんとも奇天烈な作品でした。