2010-11-21 ドミノ 読書 178 いや、これは愉快な作品でした。 登場人物が、わんさか出てくるので追いつくのが大変でした。 過激派の作った爆弾が入った紙袋の行方がキモ。 同じ紙袋と入れ替わり立ち替わり、色んな人を経由して取り戻そうとする爆弾魔、それを追う警官OB、巻き込まれる市民、それらとはまた違う暴走バイクを追うパトカーと警官、やがて皆東京駅に終結しててんやわんや状態。 些細な連鎖反応が組み合わさって、とんでもない結果に。 それがまさにドミノ。 ま、最後の起爆装置のオチがもう一歩というところか。(^^ゞ