夏の名残の薔薇

196

う〜ん、小難しい作品でした。
本格ミステリらしいのですが・・・・どこまでが夢想で、どこまでが真実なのかさっぱり??
去年マリエンバートで/不滅の女」の引用文が多用されていて、それがなおいっそう難解にしている気がする。
登場人物が代わる代わる話を紡いでいて、その中で誰かが殺されるのだが、次の人物の視点で語られている時には生きているし。
いったいぜんたい???(〜〜;
個人的には×(ペケ)な作品でした。

本質と関係ないですが、本の表紙の写真は薔薇ぢゃないですね。
これは「トルコ桔梗」ぢゃないかとツッコミを入れてみる。(^^ゞ