東京バンドワゴン

読書

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これは掛け値なしに面白い！
こんなわけあり大家族なら御一緒したいぐらいだわ。(笑)
築70年にもなる日本家屋の向かって左側が古本屋で右側がカフェという奇抜な造り。
そんな中に４世代と６匹（猫４、犬２）が同居で、６０歳のロックンローラーはいるわ、それの愛人との間に出来た息子もいるわと非常に賑やかでほのぼのとした大家族がお婆ちゃんの目線で語り部となって描かれている。
このお婆ちゃんが曲者で既に他界しているのだが・・・・・なぜか居ついている。(^^;
春・夏・秋・冬という四章仕立てで内容が実にいい。
あったかで私がふらっと訪ねていっても歓迎してくれそう。
この作品で面白いのが仏壇の前で孫（３０歳過ぎてるが・・・）が死んだ婆ちゃんと会話するところ。
会話の時間に制限があるようで電話がきれるみたいに会話が打ち切られること。
何とも面白設定でした。(^^)
この『東京バンドワゴン』、シリーズ化されているので先が楽しみです。

それにしても今日は、よう読んだわ。。。。