2012-10-10から1日間の記事一覧

誰にも書ける一冊の本

191 父が母に託した自伝小説の原稿。 それを主人公の長男が受け取り、読み進めていく。 主人公は小さいながらも広告制作会社を営んでおり、小説も書いていた(売れてない)。 物書きとして父の原稿を見てみると、自慢話じみた内容、もしくは創作話の類だと思…

ノエル: a story of stories

190 美しくも哀しい、上質の物語はいかが? 一人の絵本作家が取り持つ連作ストーリーでした。 三章仕立て+エピローグという構成。 ・「光の箱」 男子は級友からのイジメと暴力をかわすために物語を作った。 女子は父親からの性的虐待をかわすために絵を描い…