向田理髪店

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読了。

炭鉱で栄えた町も今では過疎地に。
そんな北海道の田舎町の理髪店とその店主の男を中心に田舎特有(なんて書くと叱られるか)の人情とお節介と好奇心とが存分に味わえるお話。
若者たちもそれぞれの思いが多少は異なるが町興しにあれやこれやが微笑ましい。
ま、中年オヤジたちの嫉妬や猜疑心や保守的なところは田舎とか都会とかを超えて共通のようで可笑しかったけどね
味のある作品でした。