透明カメレオン
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読了。 そのバーの名前は「if」。 読み終わって「なるほどなぁ」っと後から思う。 主人公の男はラジオのパーソナリティーをしていて、魅了する声でそこそこ名が売れていたにだが、容姿がそれに着いていなかった。 訳ありばかりが集う if に突然若い女がやってきた。 色々あって何故か彼女の企てた殺害計画に参加することになる面々。 どれも奇妙で本気で殺害しようとしているよう見えなかった。 事の真相がわかった時、それぞれの抱えてきた過去の真相も、つい最近主人公の家族に起こった悲劇も明らかに。 もし、あの時ああしていたら、こうしていたら、そんな if の常連の過去も全て結末を変えて電波で飛ばして、少しずつ顔を上げさせる。 不器用だけどいい奴だ。 結ばれるといいね。 |