東京DOLL

100

歪んではいるが、濃密な恋愛小説でしたね。
ちょいエロいし。(^^;

主人公は32歳の天才ゲームソフト製作者。
MG(マスター オブ ゲーム)と呼ばれている。
ミリオンセラーのRPGゲームのパート4の企画に煮詰まった時に出会ったコンビニの店員の女に感じるものがあって、ゲームの中に出てくる妖精のイメージモデルとしてアルバイト採用する。
自由気まま、好き勝手に彼女を人形化し、東京の色んな街を背景に撮る。
たかがゲームの素材として彼女と接していたはずが、いつの間にか彼女に溺れていく。
その過程が、男の心理の移ろいが、同性としてハラハラさせられる。
婚約者を捨てて、一回りも年下の女に入れあげる気分てどんなだ?

ちなみに女には予知能力があった。
愛する男の不幸が見えると。
男の会社の存亡をも救う。
う〜む、何だか。。。