ヴルスト! ヴルスト! ヴルスト!

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思わず魚の形をした瓶に入ったイタリア産の白ワインの「エスト!エスト!エスト!」を思い出したわ。(^^;

こちらのは本場ソーセージのことをドイツでは「ヴルスト」と言い、それと乾杯の意味の「 プロースト」をもじって「ヴルスト! ヴルスト! ヴルスト!」という題に。

それはともかく、この作品の主人公は、証券会社を辞めてトレーダーとして独立に失敗し、人生最後の挑戦としてヴルスト作りに励む還暦前のヒゲ親父と、高校を中退して中華料理店で働くようになったものの大学コンプレックスからバイトを辞めて高認試験合格を目指す成人前の若造の見事なタッグが面白可笑しく、ホロリ系も程よく混じって、ヴルストのようにいい味出してます。(^^ゞ
謎の多いヒゲ親父でしたが、二人してヴルスト作りに精を出す様が結構いいなと。

職人さんに憧れるわ。
作品でひたすら食ってるし。(笑)
本場のヴルストを食いにドイツに行きたくなる作品でした。