丕緒の鳥
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出たよ! 12年ぶりの十二国記シリーズだ! 本編ではないんだけどね。 4編からなる短編集ですわ。 前半2編は yom yom 掲載分で、残り2編はこの文庫本のための書き下ろし。 「丕緒の鳥」 慶東国、景王陽子の登極前後の羅氏 丕緒のお話。 最後にちょびっと陽子登場。 「落照の獄」 柳北国の首都である芝草で起こった殺人事件の裁きのお話。 死刑か終身刑か、官僚の苦悩が現在にも通ずる。 「青条の蘭」 荒廃の進む雁州国の官僚が自身の命を顧みず、木を守り、山を守り、民を守るために青条の苗を国王に届けようとするお話。 尚隆や六太は出てこない。 「風信」 またまた 慶東国の暦作りに携わる男たちと、王師に家族を殺された少女のお話。 本編を執筆中だそうだが、早く読みたいね。 そういやぁ、むかしむかしに某板にて「巧国の半獣」とか「楽俊」とかのHNを使っていたのが懐かしい。 あっ、「犬狼真君」とか「更夜」というのもあったか。(^^; |