想い出あずかります

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えっ? ファンタジーものですか??
人間から思い出を預かって(質草)お金を貸す、魔女が営んでる変わった質屋さん。
崖したの小さな入江の海辺に構えた家がその魔女の住む質屋さん。
20歳未満の未成年しか見えない質屋さん。
面白い想い出に値段をつけてお金を渡す。
その思い出は魔女がファイリングし、相手の記憶からは消える。
ただ、魔女に預けたことは覚えている。
20歳までにお金を返したら思い出は元に戻せるが、20歳までに返さないと思い出は流されて元には戻らない。
そういう決まりになっている。
この作品では、中学女子と小学男子が魔女と親密に関わり合いが描かれている。
中学女子が高校、大学生、そして20歳になる直前までの思春期、青春期にいろいろ体験したことを魔女と共有し、思い悩みながらも前向きに進んでいく成長物語だったな。
ま、50前のおっさんが読むような内容ぢゃないけど、それなりに楽しめたんで自分の精神年齢はそんなもんかと変に納得してみたり。(^^;

預かって欲しい想い出?
そんなもん吐き捨てるほどあるが、それらに値段を付けられたら貸してくれるどころかふんだくられるのが関の山?(笑)


おっと、もう2冊も読んでしまった。。。。
また借りてこなきゃ。