ひなた

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春・夏・秋・冬と4章仕立て。
で、さらに弟、弟の彼女、兄、兄嫁の4人の目線で日常が綴られれていく。
兄と弟とは腹違いの訳あり兄弟。
弟の彼女は世界的に有名なアパレル会社の広報に就職。
兄夫婦は家に戻って一緒に住むという。
それを嫌って弟は家を出て叔父宅に居候しながら叔父の店を手伝う。
兄嫁はファッション誌の副編集長で、元彼との腐れ縁から逃れることができず、ズルズルと体を重ねる。
父母はバンコクに移住してしまう。
兄は大学時代の友人が離婚し、リストラされ、多額の借金を抱えてたので家に居候させる。
兄はどうやらホモっ毛がある?
こんな不思議な人間関係がドロドロせず、さらりと書かれている。
日向にいるような心地良さが彼らの関係にもあるのだろうか?
分からん・・・