背の眼

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道尾氏のデビュー作で、「真備シリーズ」第一弾なわけです。
「霊現象探求所」所長の真備と、助手の北見、ホラー作家で真備の親友の道尾の3人が真備の元に持ち込まれた霊現象の解明を綴ったもの。
写真の背に写った不気味な眼。
その人は後に自殺する。
そういうのが4通で、いずれも同じか隣村という共通点。
それと道尾が体験したことと、その地区に伝承している天狗が奇妙に符合して。。。。
ホラーの体裁を取るも、実際は霊現象とは無関係だと結ぶ。
それでも謎が残るんですけどね。
ちょっと長過ぎかな。