秋田さんの卵

読書

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中篇が2篇。
1.「ボギー、愛しているか」
倦怠期の夫婦の夫が死んだ昔の友人のニックネーム「ボギー」でそいつに成りすまし、妻のブログに書き込み、反応を伺う。
妻のいる家に寄り付かないくせに、妻の行動が気になる。

2.「秋田さんの卵」
50近い、もぐりで付添婦をやっている秋田美人の秋田さん。
本名は不明。
人の生き死にに数多く遭遇している強者。
そんな彼女が気になる男の入院患者たち。
その中でも血尿で入院中の主人公が、何やかんやと彼女を気に掛ける。

何とも中途はんぱな男どもが出てくる2作。
「天に唾する」に等しいから、あまり批判できない自分がいる。(^_^;