まどろむ夜のUFO

読書

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表題作「まどろむ夜のUFO」の他、「もう一つの扉」、「ギャングの夜」の3編が収められている。
「まどろむ夜のUFO」は、姉の住処にやって来た弟との奇妙な姉弟関係が描かれている。
UFOだとか金星人だとか妙な若いカルト集団に巻き込まれながらも、完全に拒否しきれない姉が歯痒くて不思議な感じ。
「もう一つの扉」は、自分ともう一人との共同生活を望む変な女の話。
ある日片割れの女が部屋から消えた。
そしてその女の行方を探している男との奇妙な共同生活が始まる。
男の女を探す理由が狂ってる。
へんてこだ。
最後は短編の「ギャングの夜」。
これは不動産探しが趣味みたいなおばと姪っ子との妙な旅行。
ギャングの夜に出てくる映画は「明日に向かって撃て」か？
3作品とも奇妙、へんてこりんがテーマか？(^_^ゞ