パーク・ライフ

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表題作の「パン屋再襲撃」は、学生時代に空腹に耐えかねて小さなパン屋を襲撃し、成功とも失敗とも言えることを妻に話したら、呪われてると言われ、その呪いを解くには、パン屋を再び襲うのよとけしかけられ、妻と一緒にパン屋を襲撃しに行く話し。
他に「象の消滅」、「ファミリー・アフェア」、「双子と沈んだ大陸」、「ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーポーランド侵入・そして強風世界」、「ねじまき鳥と火曜日の女たち」が収録されている短編集だ。
これまでの作品、この短編集も主人公は若い男(ハイティーンから30代前半というところで、自分のことを「僕」と表現している。
また、ため息混じりの「やれやれ」が多くないかい?
だからどうのって訳じゃないんだけどね。(^^ゞ