偉大なる、しゅららぼん

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けっこう笑えましたね。
映画化が約束されているのでしょうか。
エンターテイメントに富んでるからね。
で、内容はと言うと、1000年以上続くいがみ合いの顛末記ですな。
日出家と棗家。
ともに琵琶湖の力を授かった「湖の民」。
日出家は、他人の心に入り込み、相手の精神を操る力を持つ。
棗家は、同様に他人の心に入り込み、相手の肉体を操る力を持つ。
そんな力を持ってはいるものの、互いに力は拮抗し、壮大などんぐりの背比べ状態で無為に長年いがみあっている。
そんなところに主人公である日出家の分家の身の "涼介" が高校に通うために本家に厄介になる。
本家には同じ高校に通う事になる "淡十郎" がいて、同じクラスになった。
で、そのクラスには宿敵棗家の息子 "広海" がいて早々にいざこざを起こす。
プラスして石走藩主の末裔にして校長の娘、そして淡十郎の姉 "グレート清子" とのドタバタ有り、淡い恋有り、いびつな友情有りの青春活劇。
そこに日出家と棗家の力を併せ持った異分子が両家をこの琵琶湖周辺から追い出そうとする。
彼の力の前に誰も太刀打ちできない。
そんな時に琵琶湖の主から助け舟が出て異分子を抹殺する。
でも、異分子の意外な正体の裏には悲しい過去が。
棗家の秘技で全てをリセットする。
ちなみに「しゅららぼん」とは・・・龍のげ◯ぷとお◯らだった??