ロック母

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川端康成賞受賞の「ロック母」を含む7編からなる短編集。
著者の作家生活15年の集大成という位置付け。
作風、発表年はバラバラ。
何となくブラックな香りが漂う。(^^;
それぞれに味わいがあるのだが、著者も編集者出来が良くないとこれまで一度も日の目を見ることが無かった芥川賞候補作の「ゆうべの神様」が意外に面白かったり。
短い読み切りなので電車内で読むにはうってつけ。