2010-10-18 アフターダーク 読書 160 深夜の12時前から明け方まで時系列に物語は進行して行く。 各章にアナログ時計の絵が(時針、分針が)それを表している。 俯瞰的、透過的な視点の「私たち」が語り部となって主に美人でモデルの姉が書かれている。 彼女は眠り続けている。 一方、男子みたいな格好の妹はファミレスで深夜を明かす。 彼女とトロンボーン吹きの男子学生、ラブホのマネージャー、売りの中国女と買いの会社員等々の関わりがそれぞれの視点で書かれている。 姉の方でTV画面に出てくる「顔のない男」の正体と意味は? 社会の不安定な状態をあらわしているのか?? 意味不明で謎の多い作品でした。