英雄の書 上・下
147、148
ファンタジーですね。 「英雄」に取り憑かれた兄を妹がオルキャスト(印を戴く者)となって救出に向かうというストーリー。 従者としてハツカネズミとなった書物の化身、無名僧、そして狼(追跡者)の灰の男を伴って。 陽と陰、光と影、表と裏。 英雄とはそういうもの。 光が強ければ、その影も色濃く落とす。 この物語では紡ぐ者(物語を書く人)が書いた作品が一つの世界を成す。 そういう世界。 まぁ、こんなもんか。 で出しは、なんか小難しい感じだったのだがなんとなくお子ちゃま向け? 読者の年齢層を何処に置いているのかちょっとぼやけ気味。 さすがに小5の女の子の主人公に感情移入できませんでした。(^^; |