2010-08-11 ストロボ 読書 121 キャリアを積んで、そこそこの名声も得たが、昔のような情熱が沸き起こることもなく、ただただスタジオを維持するために惰性で仕事をこなしている感じの50歳のカメラマンが主人公。 家庭を顧みず、好き放題をやっていた彼にも昔は熱い思いもあったはず。 過ぎ去った時間を巻き戻すかのように少しずつ遡る、そんな連作集でした。 やはり「馴れ」や「惰性」はいかんなぁ。 初心に帰って自分をしっかり見つめ直そうと思ってしまったわ。(^^;