告白

読書

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話題作ですね。
新人にしていきなりです。
映画化され、文庫本化され、マンガまで・・・
本屋大賞にも選ばれましたね。
人気本なので図書館としては異例の30冊以上も所蔵。
それでも予約してから11ヶ月掛かりましたよ。
で、内容は・・・・こんなのは本の中だけにして頂きたい、それぐらい暗澹たる気分にさせられます。
「面白い」とは形容できないですね、この人の作風だな。

シングルマザーで教師の４歳になる一人娘がプールに落ちて水死。
事故扱いだったのだが、女教師は事故ではなく殺された、それも教え子に。
実名こそ明かさないものの誰がやったのかは分かる内容で学年末最後のホームルームで「告白」する、それが第１章の「聖職者」のなかで独白と言ってもいい感じで書かれている。
意図的なのは分かるが改行がないので読み辛い。
級友に語らせ、犯人の姉が見つけた母の日記とう形式で犯人の母に語らせ、犯人の一人に語らせ、もう一人の犯人にも語らせ、最後に復讐を成し遂げる。 
異常だ、みんな狂ってる。
少年法で13歳の少年は罰せられない、だから私刑なのか？
人の命はそんなに軽いのか？
自分が満足できるのなら他人が巻き込まれてどうなろうと関係ないのか？
あぁ〜奥深さがなくて軽いのに重いよー！