聖女の救済

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この作品は、犯人探しの推理小説ではない。
冒頭で、すでに犯人が誰かをバラしてる。
亜ヒ酸という毒物による殺人事件であることは分かっているが、どうやって毒を盛ったのか、その謎解きの物語である。
殺された男の妻は、犯行時に北海道にいるという鉄壁のアリバイがあった。
だが若い女性刑事が女の感で妻が怪しいと睨む。
先輩の刑事は妻に淡い恋心を抱いて年下の女性刑事の意見に反対する。。。。って、草薙刑事ですやん!
ってことは・・・・出たぁ〜湯川学だ、ガリレオだ!!
そういう作品だったのか。。。
しっかり湯川がトリックを見破った。
が、湯川の他みんなが思う通り有り得ないトリックだ。
なるほど、救済か。
確かにな。