世界の中心で、愛をさけぶ

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出だしでいきなり彼女がすでに他界していて、彼女と過ごした回想シーンから始まる。(もう展開が読めた)
中学の時は同じ学級委員としての「同級生」だったのが高校に入ってこれが「恋」に変わる。(まぁ、ようあることだわさ)
やがて「恋」から「愛」に昇華していくのだが、唐突に・・・・彼女は不治の病「白血病」に侵されてしまった。(なんで?)
姿形は変わり果てても互いに将来の結婚を夢見る。(高校生同士で結婚を約束するんだ・・・)
死期を悟った二人は病院から脱出して一緒に行きそびれた修学旅行先のオーストラリアへと向かう。(え)
が、彼女は空港で倒れてそのまま病院へ。(そらそうだわ)
彼女の死。(ほらきた)
終章で何年か後の話に変わる。
今の彼女を連れて思い出の故郷を訪れている。
そして、かつて死んだ彼女と通った中学校の校庭に入ってみる。
そこで肌身離さず持っていた彼女の遺灰がつまった小瓶を取り出してそれをまいた。
風に舞い、桜の花びらにまぎれて・・・・
彼女と過ごした思い出だけを胸にしまって。
ラストだけは美しく締めておこう。(^_^;
涙腺弱いんで、単純話でも琴線に触れて悔しいんで辛口で。(笑)