謎001

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東野氏が選んだ1970から30年の間のミステリー短編集です。
内訳は、
 ・「新開地の事件」… 松本清張
 ・「母子像」… 筒井康隆
 ・「双子の家」… 赤川次郎
 ・「緋色の記憶」… 日下圭介
 ・「北斎の罪」… 高橋克彦
 ・「ぼくを見つけて」… 連城三紀彦
 ・「手話法廷」… 小杉健治
 ・「サボテンの花」… 宮部みゆき
個人的には筒井康隆の「母子像」が怖くて面白かったな。
こういう作風は好きです。
あとは連城三紀彦の「ぼくを見つけて」がよかったですかね。
なるほど、こういう「謎」もありかと感心しました。
逆に「?」と思ったのが高橋克彦の「北斎の罪」ですかね。
正直、眠くて余り頭に入ってこなかった。(^^;
最後の宮部みゆきの「サボテンの花」は彼女の自身の本である「我らが隣人の犯罪」に収録されていたので既読でした。