最悪

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いやぁ、本当に最悪なお話でした。
読んでて落ち込みそうになりました。
感情移入しすぎです。(苦笑)
ま、かいつまんで説明するとですね、町工場の社長と、銀行員の若い女と、チンピラ崩れの若造のそれぞれが抱え込む色々な最悪な事態が巡り巡って銀行強盗にそれぞれの立場で参加する一大活劇(違)。
人間追い詰められるととんでもないというか予想外の行動をとってしまうもんなのですかね?
いやはやなんとも・・・・
それにしてもチンピラ崩れの若造がヤクザから受ける暴行の執拗さは迫真だったなぁ。
あれだけのことをされて生きていられるんだろうか、そんなことを思わせるぐらい壮絶でしたけどね。
648ページにも渡る大作でした。