火車

12

今回は嫁の勧めで借りてみました。
初、宮部作品です。
銃撃で膝を負傷して休職中の刑事の下に遠縁の男性から「婚約相手の女性が失踪したから探してくれ」という依頼があった。
個人的な興味もあって極秘(でもないけど、警察として公には動いていない)捜査していく過程で、とんでもない事実が明らかに・・・
失踪した婚約者が実は過去の自分から逃れる為に、驚愕の方法を用いて赤の他人に成りすましていたということに。
う〜ん、面白かった。
でも最後の終わり方が・・・・うっ、悔しい!
犯人の口からなぜそういう経緯に至ったのか、推測ではない事実を語っているところを読みたかった。
ま、その辺をあっさり断ち切って話を終わらせているところに作者の意図もあるんでしょうけどね。
別の作品も読んでみようかしらと思いました。

ちなみに1箇所、1行だけ「赤のアウディをぶっ飛ばして駆け回り」という件が出てきます。(爆)
80(B3)2.0E あたりか? (^^ゞ