錆びた太陽

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読了。

おもしろい!
ロボットが困惑する?
こんな笑えるシチュエーションがあるだろうか。
困惑させたのが国税庁から来たという20代の女性・財護徳子。
随所に笑いのツボがあるのだが、内容自体は、テーマは重いのだ。
設定は100年以上前の「最後の事故」と言われる原発事故で放射能汚染され立ち入り制限区域での出来事。
生きた人間が立ちれないので人型ロボットが活躍する。
汚染区域では犠牲になった人達がゾンビ化していて何か企んでる?
そこへ国税庁の女が何しに??
愚かな人間への警鐘と冷笑を巧みな物語に代えて。