そして二人だけになった

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読了。

長編です。
話の舞台は、大きな橋(明石海峡大橋がモデルだね)を支える巨大なコンクリート塊「アンカレイジ」の内部にある「バルブ」と呼ばれる閉鎖空間。
そこに盲目の天才科学者(の偽者(異母弟))とアシスタントの女性(の偽者(双子の妹))と科学者、建築家、医師ら6名が集まっての奇妙な、そしてトップシークレットな共同生活を送る。
で、一人、二人と密室殺人が起こり、人為的な通信機器の破壊とシステム異常で外部への連絡と「バルブ」からの脱出が不能となり、最後にタイトル通り盲目の天才科学者(の偽者)とアシスタント(の偽者)の2名だけになった。
つうことは殺人犯はどちらか?
が、そこは森作品、そんな単純なもんやおまへんがな。
倉庫にあった火薬で扉を爆破して脱出すると同じくして巨大な橋が崩落。
仕掛けたのは本物の方??
全ては計画通りに仕込まれていた!?
なるほど、そういうことだったのか!!
っと納得しかけたのも束の間、最後の大どんでん返し!!!
えーっ、そんなのありですか?(ありえへんし)
ぐは。。。(脱力)