赤緑黒白

81

読了。

Vシリーズ第10弾。
最終巻です。
赤、緑、黒、白。
人が殺され、その人の名前にちなんだ色のペンキがスプレーで塗りつけられていた。
最後の白だけが予定の人と異なった人が来たので別人が殺された。
怪しい人物は分かっているが証拠がない。
行き詰まったところで瀬在丸紅子が名推理ぶりを発揮する。
しかし、その結末は意外な方向に。。。

最終巻に相応しい展開とラストでしたね。
色々とヤラレました。orz
四季シリーズを先に読んでしまったので、結末の林のフルネームや、へっ君が誰なのかが分かってしまった。
それにしても2度も真賀田四季(少女期)が登場するとは!
彼女に感化された大人たちが怖いね。
四季は、とてつもないヤツだよ、まったく。

保呂草さん、去り際見事。
紫子さん、かわいそう。
紅子と保呂草は20年後ぐらいに「捩れ屋敷の利純」で再会してるんだけどね。
あぁ、味のある四人でしたね。
そうそう、祖父江七夏と各務亜樹良もいいキャラでした。

Vシリーズ、これにて終了!

今更だけど、Vシリーズの「V」は、「Venico」(紅子)のVだからね。
フルネームは「Cezaimaru Venico」。