2016-08-03 帰郷 読書 63 読了。 反戦小説集。 これからの時期にぴったり? 戦争を直接知らない世代だけど、母から色々聞かされている。 6編あるけど、いずれも哀しい話だ。 たった赤い紙切れ一枚で学生が、商人が、技術者が戦争へ駆り出され人生が一変する。 生きて帰っても故郷に戻れないなんて。。。。 どれもこれも「戦争」は、やっちゃいかんと浅田氏がペンで訴えてるわけだ。 この不穏な時代だからこそ。 それでも挑発してくる厄介な隣人には毅然として欲しいが。 どうか一線だけは越えないように願うばかり。