希望荘

60

読了。

探偵・杉村三郎シリーズ第4弾。
前作で浮気妻と別れ、今多コンツェルンともおさらばした杉村が私立探偵事務所を立ち上げてカツカツながら頑張ってるお話。
人間臭くて(いや、人間だもの)地味な探偵だが、人をよく見て、最善と思われる筋道を立て、探り当てる。
時には冷徹にもなるけど、基本的に関わる人たちを不幸にはしない方策を取る。
こんな人情肌で商売っ気のない探偵っているのかね。

いやぁ、先が読みたいね。