よろこびの歌

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読了。

有名なバイオリン奏者を母に持つ少女は、声楽を志して音大附属高校を受験するも不合格に。
なんの特色もない新設女子高の普通科に進むが、挫折感でクラスのみんなから距離を置いて孤高の存在となっていた。
しかし、学校の合唱コンクール境に心を開いて「歌」を仲立ちにクラスの皆と支え、支えられて成長していくお話。
10代半ばの輝かしい、みずみずしい感じの作品でした。

巻末に著者が「ザ・ハイロウズに愛を込めて、素晴らしい7つの歌のタイトルをお借りしました。」と書いてあった。
そうか、7つの表題は曲名だったのか。(^^;