ターン
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読了。 主人公は29歳の独身女性。 で、版画家。 事故って車が横転したはず。 なのに気がつくと自宅の座椅子で寝ていた。 悪い夢かと思ったが、何かがおかしい。 人の気配がない。 車も自転車も走っていない。 それどころか犬猫、虫の一匹もいない。 確かにさっきまで人がいた形跡はある。 で、あれやこれやしているうちに1日が経ち、気がつけば座椅子で寝ていた。 昨日に逆戻り? 次の日も、次の日も今日やったことが無に帰して昨日に逆戻り。 ターンだ。 無限ループ。 誰一人いない孤独な日々。 そんなこんなで数ヶ月が過ぎたころ突然電話が。。。。 いやぁ、怖いですねぇ。 ホラーぢゃないですよ。 主人公が結構のほほんな人だから、でも悲壮感がひしひしと。 ミステリーだなぁ。 で、恋愛小説でもあったなぁ。 終わり方も良い感じ。 なんとなく古書で買ったのだが、なかなかの作品でした。 |