ラプラスの魔女

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読了。

東野氏の作家デビュー30年を記念して?書いた作品がコレ。
本人曰く「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった。
そしたらこんな作品ができました。」だそうで。
ぶっちゃけ普通。
壊したんぢゃなく、消化して再構築?
やはり今までの作品群の延長線上にあるのだ。
期待していた分ちょっとがっかり。
買ったのに。(^^;
空想科学ミステリという表現もなんだかね。

スパコン以上の処理演算能力を偶然に開花した少年と人為的に開花させた少女。
2人の出会いと、過去の殺人の復讐とその結末、親子のありようには少し考えさせられた。
あと一捻りが欲しい!!