秘密

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図書館で借りた文庫本で2回、そして今回は1年以上前?に古本屋で購入して放置状態だった単行本のを読んだので3回目になるわけだ。
ちょっと今、読む本が無かったからね。

で、やはり、切ない、やりきれない。
男は莫迦で、嫉妬深くて、自分勝手で、小心者で、心が狭く非寛容。
オマケに孤独だ。
あぁ、全部オレのことだ。
この本を読んで毎回そう思ってしまう。
秘密、あまりにもその事実の重たさに私は耐えられない。
こんな非現実的な話を男に疑似体験させるなんて、なんと罪深き作家なんだ、東野圭吾ってヤツは。